知識と経験を地元に還元。企業と市民の生活ナビゲーター。

小野氏が行政書士として事務所を構えたのは2022年7月。同年3月までの35年間勤務した糸魚川市役所では１０年以上商工業振興・企業支援に従事しており、経営者へのさらに踏み込んだサポートに需要を感じていたため、定年目前士業の世界へ飛び込んだ。これまでの親身な姿勢は変えず、中小企業支援や官公署への書類作成を中心に、コンサルティングを含む個人向けのサポートにも力を入れている。

小野氏が他の行政書士と異なるのは、圧倒的な敷居の低さだ。週2回、クラブハウス美山でオフィスパートナーを務めており、来館者の些細な困りごとにその場でアドバイスをしている。複雑な事案には、伴走型・訪問型と柔軟に応え、フットワークの軽さに自信がある。「意外と安いのね」というお客様からの言葉は、サポートの厚さを物語る。また、英文も対応可能だ。外国人や外国人就労者を抱える事業主は悩む前に相談してほしい。

身近な人が喜んでいる姿にやりがいを感じるという小野氏。気軽に相談できる行政書士として、時代に合わせた事業展開を構想中だ。相続・遺言・生前整理や経営者の事業承継にまつわる書類の作成・整理は、行政書士が付き添うことでスムーズに運ぶ。より地域の中に溶け込みながら、手が届くところにいる人へ最大限のサポートを続けていく。