糸魚川の暮らしはまるっとおまかせ！くらしワンストップ企業への進化

1933年に製材所として創業された株式会社カネタ建設。80余年の間に、民間工事を中心とした総合建設業、不動産業、2011年にスタートした介護事業を含む「住生活ワンストップ企業」へと発展してきた。社員の一言がきっかけで「オンリーワンの住まいづくり」にシフトしてからの住宅工事件数は市内シェアトップクラスを誇るまでになった。

カネタ建設がユニークなのは、サービスの提供先をあえて絞り込みすぎず「糸魚川に関わる人」と設定したこと。介護事業のスタートを機に、住生活全般にまたがる課題を解決できる体制を整え「暮らしのことはカネタさんへ」という新たな流れを生み出した。地域密着だからこその「お客さまの背景にまでよりそったサービス」に向け、自ら考えられる社員を育ててきた。さらに、建築技術の向上にも積極的に取り組み、世界最高レベルの省エネ基準を満たすパッシブハウスを北陸エリアで初めて施工。家づくりを通して人々の健康増進を実現している。

15年続く地域還元感謝祭「オレンジフェア」を通して糸魚川の夏を盛り上げ、社内の一体感も高めてきた同社。今後も、糸魚川の住生活を丸ごと支えられる存在として、空き家問題、森林資源の活用などの課題に真剣に向き合っていく。