トーヨーリトレッド株式会社

環境にやさしく、新品同等の安全を兼ね備えた更生タイヤ

トーヨーリトレッド株式会社の主力製品である更生タイヤとは、磨耗したゴムを貼り替えて再使用するタイヤのことで、リトレッドタイヤとも呼ばれる。同社は更生タイヤの販売を手がける高瀬商会の製造部門とグローバルに展開するTOYO TIRE株式会社との共同出資で2000年に創業した。

強みは、これまでの実績に裏付けされた高い技術力。人の命を乗せているタイヤは、その安全性能が絶対条件。ベースとなる台タイヤの検査工程では、一本一本磨り減り方の違うタイヤの状態を細かくみるため、目視・触手での検査だけでなく、目に見えない気泡や髪の毛ほどの穴までを複数の機械検査で判定する。繁忙期であっても臨時社員やパートタイマーの手を借りず、正社員の採用にこだわるのは「社員一人ひとりに安全への自覚を徹底してほしい」との想いから。

日本市場では10%以上のシェアを誇る同社だが、トラック・バス向けが主となる更生タイヤの世界的市場での普及率が欧米では5割前後に達する一方、日本では約2割に留まる。環境への配慮がますます大切になる時代、今後の市場拡大の可能性を見越してさらなる生産体制を整えていく。

リトレッドタイヤ業界全体に深い知見を持つ高瀬商会出身の後藤社長

企業情報

最終更新日: 2020年03月02日

事業所名トーヨーリトレッド株式会社
業種製造業
業種詳細更生タイヤ製造業
取扱品目・事業内容一般のトラックタイヤ及び小型トラックタイヤの製造(更生)
代表者名後藤 高根
住所941-0058 新潟県糸魚川市寺町3-10-15
TEL.025-550-4500
FAX.025-550-4511
Emailtrt.gotoh@takaseshoukai.co.jp
資本金100000000円
拠点営業開始日2000-07-01
従業員数62名
糸魚川工場正門
中古タイヤ(台タイヤ)の安定的な確保がリサイクル事業の難しい点だが、長年にわたって築き上げた供給ネットワークを活かして、安定的な製造を実現している。
トラックの総重量は25トンになることも。だからこそ安全性能は妥協できない。はじめに、人と機械のダブルチェックで個性が違う中古タイヤを一本ずつ見定め、更生が可能かをチェックしていく。
更生タイヤの製造には、軟らかいゴムを張った後に金型でパターンを造るものと、すでにパターンが刻まれたゴムを貼る2通りの方法がある。
タイヤの取り扱いは重労働。タイヤのゴム定着時に加熱するため、いかに快適な職場環境をつくるかが課題。